昨日の引け後に発表されたキヤノンの減益の理由は、ほぼここの決算短信の文章を見れば事前に予想出来ただろうに、決算内容がサプライズだったかのように今日はキヤノン株が大きく下落して始まってますね。 キヤノン株がどう動こうが私の損益に直接関係は無いけど、そうした投資家の反応に私はサプライズしてます。

2023　　売上　　　営業益　　経常益　　　純利益 1Q　　154,825　　15,285　　15,423　　　10,450 2Q　　147,953　　11,806　　12,434　　　8,211 3Q　　141,772　　10,591　　10,682　　　7,193 4Q　　164,923　　14,813　　15,046　　　10,639 累計　609,473　　52,495　　53,585　　　36,493 2024　645,000　　54,000　55,000　　　37,500 ÷4　　157,500　　13,500　13,750　　　　9,375 1Q実　157,226　　13,808　13,968　　　　9,523 前年2Q,3Qのハードル低いですから配当取り前の今が仕込み時かと。

前年の同期は四半期として、過去最高の売上と営業利益でした。 前年は特別な事が重なって異様に良かった為です。 今期が悪いわけでは無いのです。 それら様々な特別なことが剥落したことが決算短信の文章で説明されています。 それらを除くとプリントなど紙を扱うビジネスが縮小し、一方でペーパーレスなITビジネスが拡大している流れが継続しています。 この流れはもはや変わらないでしょう。だからこそITビジネスを強化する買収を次々に行なっているのだと思います。 こうした主要ビジネスの構成比の変化は正しいと思う。 むしろ変化が遅すぎたくらいです。 親会社との関係上、紙を扱うビジネスを軽視しにくい状況が、遅れになっていたのでしょう。 しかし今はその遅れを取り返すかのようにITビジネスへアクセル全開に見えます。

業績の前年同期比の数字だけを見た人は売る。 決算短信の文章も全て読んだ人は買う。 そんな感じの決算内容でした。

下期型の会社ですから、大怪我でなくて良かった

良かったよ

アスタは4000円！